新規開業特例で持続化給付金を申請した話。

給付金オンライン申請イメージ

お久しぶりです。

6月頃ですが、フリーランスWebデザイナーの筆者もコロナの影響を受け、経産省の持続化給付金を申請したのでまとめておきます。
申請作業自体は簡単なのですが計算方法などがとてもわかりづらく、筆者は5回ほど再申請し、最初の申請から振込みまで20日ほどかかりました。

持続化給付金サイト
https://www.jizokuka-kyufu.jp/

9月1日から申請サイトが変わったので、申請方法など変わっているかもしれませんが、【2019年開業・青色申告・個人事業主】の筆者がつまづいた点を記録しておこうと思います。

落とし穴1:小数点以下の数字は四捨五入?切り捨て?

書類はすべて揃っていて収入50%以上減少の要件は満たしている前提で、一番つまづきやすいのが「売上入力」の箇所だと思います。
持続化給付金売上入力画面

計算式の”A”は、2019年度の確定申告書のアの数字になります。
新規開業特例の場合、これを開業月〜12月までの月数で割り、×12して2019年のみなし年収を計算するのですが、
ぴったり割り切れるとは限らず、小数点以下の数字の処理をどうするかで金額が変わってくるので問題となります。
例えば、”A”が2,000,002円で”M”が7なら、
285,714.5714…
(四捨五入)285,715
(切り捨て)285,714

後述の申請サポート会場で聞いたところ、結論は、小数点以下の端数は切り捨てで計算するようです。
1円違うくらいで給付額は変わらないと思いますが、
1円でも計算が合わないと給付されないなら、サイトに小数点以下の端数の処理まで明文化しておいてほしいと思いました。

落とし穴2:新規開業特例の「開業月」とは?

新規開業特例を利用する場合、売上入力の計算式”M”を間違えず計算できるかが重要です。
ここでの「開業月」とは実際に開業した月なのか、開業届を出した月なのかが問題となります。
普通はあんまり間違えるところではないかもしれませんが、開業届を出す前の収入も青色申告決算書に月別収入欄に記載するので「事業収入を得始めた月」と「開業届を出した月」が異なると間違いやすいポイントかと思います。
結論は、「開業届を出した月」から数えるのが正解となります。
これは電話で問い合わせて確認しました。
例えば、「事業収入を得始めた月」が11月で、「開業届を出した月」が12月の場合、計算式の”M”は1になります。
ここを間違えると延々と不備メールが来るので、事業始めた月と開業届を出した月が違う場合は要注意です。

落とし穴3:公式サイト掲載のシミュレーション通りの金額を書けば大丈夫?

筆者が申請した際は、申請サイトに給付金がいくらもらえるかシミュレーションできるエクセルがあり、ダウンロードして自動計算された数字を入れて申請しました。
持続化給付金算定シミュレーション記入例
結論から言えば、筆者は「開業月」を勘違いしていたのでシミュレーション通りの数字を入力しても弾かれました。
改めて正しい「開業月」で計算した結果を見ると、入力する数字を間違えなければそのまま入れても大丈夫なのかもしれません。

落とし穴4:サポート会場に行けば必ず解決するわけではない

何度申請しても同じ箇所で引っかかるので、サポート会場で計算してもらおうと最寄の会場を予約して行ってみました。
結論から言うと、サポート会場で計算してもらった数字を入れて申請しても通りませんでした。
最初は大学生くらいのバイトと思われる方が対応していたし、会場のスタッフの方も特例やマニュアルにないことまでわかる人がいるとは限らないように思いました。

筆者の場合は、結局電話で問い合わせて間違いがわかったので、計算が正しいのに不備になる理由がわからない時は電話で聞いた方が解決すると思います。
電話はなかなか繋がらないと思っていたのでかける気もしませんでしたが、6月下旬ごろはあっさりつながりました。

最終的に、無事申請が通ると、2〜3日くらいで給付金が振り込まれていました。

まとめ

以上、新規開業特例を利用して持続化給付金を申請した際につまづきやすいポイントをまとめてみました。
小数点の処理などは手引きに書いておいて欲しかったと思いますし、何が不備なのかもっと具体的に教えて欲しいと思いました。(現在は書いてあるかもしれませんが)
申請自体は簡単なので不正をする人もいるようですが、本当に困っているフリーランスや事業者に行き渡っていますように。